新型コロナウイルス感染症について 【健康・医療情報】 2020-02-18 11:21 UP!

新型コロナウイルス感染症について、厚生労働省から以下のとおり発表がありました。感染予防には、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。

【新型コロナウイルス感染症とは】
ウイルス性の風邪の一種です。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日(多くは5日から6日)といわれています。

【新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安】
〇以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センター(草加保健所:048-925-1551)にご相談ください。
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
※高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤を用いている方は、重症化しやすいため、上の状態が2日程度続く場合は相談してください。

〇妊婦の方へ
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センター(草加保健所:048-925-1551)にご相談ください。

〇お子様をお持ちの方へ
小児については、現時点で重症化しやすいとの報告はなく、新型コロナウイルス感染症については、目安どおりの対応をお願いします。


【日常生活で気をつけること】
・こまめな手洗いが大切です。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などに石けんやアルコール消毒液などで手を洗いましょう。
・咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他の方に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。
・持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
・発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休んでください。
・発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録してください。


なお、現時点では、新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配がある時には、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。


問合せ
八潮市立保健センター
048-995-3381
(平日午前8時30分から午後5時15分まで)